平素より、協和ダンボール株式会社ならびに協和ダンボールグループへの格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
近年、気候変動が要因と思われる自然災害が相次いで発生し、世界各地に甚大な被害をもたらしました。また将来の世界的な人口増による水・食料問題、資源・エネルギーの持続可能性、都市化による交通・廃棄物問題、さらには新型コロナウイルス感染症拡大などの健康・安全への不安など、持続可能な社会を実現する上で解決しなければならない多くの課題に直面していることを踏まえると、「サステナビリティ」という言葉が、全世界でより一層重要なキーワードになってきたことを実感しています。企業には、社会を構成する一員として、「SDGs(持続可能な開発目標)」などに示された国際的な課題解決に向け、広く社会に貢献することを目指す責務と経営が、今まで以上に強く求められているといえます。
私たち協和ダンボールグループは、「企業活動を通じて地域・社会を感動させるKYOWAグループ」との企業理念の下、このような考え方を実現するために5つの行動指針を定めています。
私たちの強みは、持続可能な社会を象徴する素材である段ボールを用いていること、歴史に培われた企業としての信用、および包装・物流コンサルティングを実現する多様なプロフェッショナルが在籍していることです。こうした強みと「私たちは地域・社会の真の要求をつかみ、それにふさわしい商品開発とノウハウを提供します」との経営理念の下、一人ひとりの従業員が積極的な活動を通じて、持続可能な地域・社会の創造へ、国際社会の創造へと、志を一にし、出来ることから一つひとつ目の前の課題を解決していく、そんな企業風土を醸成していくことが経営者としての最大の使命です。
私たちの事業活動は、自然環境をはじめ、社会から多くの恩恵を受けて成り立っています。
今後も協和ダンボールグループは、企業の社会的責任、環境保全ならびに企業倫理・法令遵守を最優先の経営課題に位置付けるとともに、地域・社会を感動させる製品・サービスを提供することで、地域・社会の恩に報い、企業価値向上に努めてまいります。
代表取締役社長 髙木 良直